7冊目読んだ

すべてはネーミング (光文社新書)

すべてはネーミング (光文社新書)

購読理由

以下の二点を解消するためのヒントが得られることを期待して購入してみました。

  • 自分で書いたエントリのタイトルを見ても何を書いたか思い出せないので、タイトルと内容の結び付きを良くしたい。
  • 仕事で資料作成するときに心揺さぶる、少なくともどんな話をするか想像できるタイトルが付けられるようになりたい。

仕事で資料作成するときは、以下のように基本的にワードかパワーポイントを使います。(資料の目的別に様式や枚数は意識してるけれど、時間的な制約から過去の資料を再利用することがあるので、矛盾してるかも知れません。)

  • ワード1枚      : 上長への業務報告、情報共有を目的にした資料が多い
  • ワード2枚〜     : 上長に判断を求める資料が多く、後で読んでおいて欲しいものを別添することもある
  • パワーポイント1枚  : 提案系(考えてること吐き出し系?)で、読み手と話し手との議論を目的にした資料が多い
  • パワーポイント2枚〜 : 上記の発展系で、多数の読み手に対する情報共有を目的にした資料が多い

それぞれ資料構成は、最初にぼんやりとしたイメージ(章項節やスライド)を作って何を書くか決めている。ただ、タイトル文言はカチッと決めないようにしている。
なぜなら、ボトムアップで思いついたことを文章にしてみると、当初のイメージと違う展開になることがあるし、形式に囚われずにそれを大事にしたいので。
でも、それじゃいかんと思うわけです。読み手が好意的なら許されるかも知れませんが、いつもそうとは限らないですし。

感想

残念ながら期待を満足する内容ではありませんでした。
正確に言うと、勝手に期待を膨らませていたのは私であり、私に著者の意図を理解するだけの素養が無いだけで、発行サイドから見れば「そんなこと言われても知らんがな!」ということなのかも知れません。
それを踏まえたうえで、敢えて書かせて頂くと、終始、著者の成功事例の昔話が紹介されるばかりで、著者の仕事に対する信念というか、わざわざ本を発行してまで読者に何を伝えようとしたのか理解できない内容でした。

という訳で、これで失礼します。