ソフトウェア職人気質

ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード (Professional Computing Series)

ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード (Professional Computing Series)

  • 作者: ピートマクブリーン,McBreen Pete,村上雅章
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本
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購読理由

ソフトウェア開発の名著を読む (技評SE新書 003)を読んで、ひととおり目を通しておきたいと思ったので。

感想

刺激的だったけれど、テーマがたくさんあって何が言いたいのかよくわからなかった。結局、まえがきがすべてのような気がする。第6章は耳の痛い話。決まったところに留まらず、いろいろな人の良さを吸収して自己実現を追及したい一方で、誰かに必要とされたい気持ちもある。

まえがき
初期リリースがタイムリーに行えるかどうかは重要ですが、より重要なのは以降のリリースがタイムリーに行え、それぞれの新リリースでアプリケーションを改善できるかどうかなのです。(snip)
ソフトウェア開発の目的は、ユーザに対して利益をもたらす、高品質で堅牢なソフトウェア・アプリケーションを調達することです。
第6章 資格制度の対極に位置する職人気質
過去に一緒に働いたことがあり、もう一度一緒に働きたいと思っている開発者の名前を挙げることができるはずです。
第8章 顧客と職人の関係
顧客は、スケジュール、リソース、機能、欠陥のうちからアプリケーションにおける優先項目を選択し、適切な「ミッション・プロファイル」を定義するわけです。(snip)
当事者双方がプロジェクトの優先事項を理解し、何が期待されているかについて意見を一致させるわけです。