ピープルウエア
- 作者: トム・デマルコ,ティモシー・リスター,松原友夫,山浦恒央
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2001/11/26
- メディア: 単行本
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購読理由
ソフトウェア開発の名著を読む (技評SE新書 003)を読んで、ひととおり目を通しておきたいと思ったので。
感想
全体的にはそれほど大きな発見は無かった。とはいえ、何も無かったわけもなく、以下は自分の悩みを解消してくれるフレーズでした。混乱なくして何も生まれないと考えれば、何も生み出せてない現状は当然の結果かもしれない。無理につじつまを合わせた論理を展開するより、走りながら考えることの重要性を再確認した。(久しぶりに書いたら、独り言になってしまった。)
- 第17章 自己修復システム
- 作業規定は、思考を一つのやり方に集約しようとする。すべての意味のある決定は作業者によるのではなく、作業規定作成者によって行われる。(snip)
規格は、それが事実上の標準になるまでは公布すべきではない。
- 第30章 変化を可能にする
- 変化を起こそうとするとき、あなたを最初に襲うのは「混乱」だ。(snip)
「アイデアの変型」については、「混乱」状態にいる人々が、苦闘の終わりが近いという希望の光を指し示せるときに、つかむことができる何かである。