9冊目読んだ
- 作者: 神永正博
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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購読理由
データ収集、正確に言うと収集するデータの選定に時間を費やしすぎて、主張に説得力がないのが、抱えている問題点です。分析に時間を費やしたいし、そもそも分析というほどの観察力もないので、何かヒントが得られることを期待して読もうと考えました。
感想
面白かった。ですが、非常に難しかった。情報処理技術者試験で確率の問題が出たりしますが、出題者の意図を無視して、ひたすら全部の組み合わせ書き出して回答している頭ではすんなり入ってきませんでした。
分析事例がたくさん紹介されてるんですが、データが簡単に手に入り過ぎで、「なぜそのデータに着目しようと思うのか?」「情報の存在を知らないと入手することすら困難なのでは?」と自分の抱える問題点とのギャップを感じました。自分に求められていることが、本来、データはおろか過去事例すら存在せず、実際にやってみなくては分からないことなので、そのように感じるのかもしれません。(これについては、「フェルミ推定」にたどり着いたので、勉強してみようと思います。)
何はともあれ、いいこと書いてあると思うので、いつか読み直すこと、データを読む癖を付けることを前提に一回忘れようと思います。